出水総合医療センター将来ビジョンを策定しました
1 はじめに
出水総合医療センターは、創立以来100年にわたり、市民の健康と命を守る中核的医療機関として歩んできました。
私たちは「良質な医療を提供し、市民に信頼される病院を目指します」という基本理念のもと、一般医療・救急・小児・災害医療に加え、新型コロナウイルス感染症への対応など、多様な医療ニーズに取り組んできました。
現在、医療現場は医療従事者の不足や高齢化の進行など、さまざまな課題に直面しています。こうした中でも、当センターは出水保健医療圏の拠点病院として、急性期医療や在宅医療の支援を通じて、地域の健康と福祉を支える役割を果たし続ける必要があります。
そのため、老朽化した施設の更新や診療体制の充実、経営の見直しを含む将来ビジョンを策定しました。
私たちはこれからも、市民の皆さまの期待に応え、より良い医療の実現に向けて全力を尽くしてまいります。
2 将来ビジョンの目標年次
将来ビジョンは、目標年次を定めず、将来に向けた出水市及び医療センターの医療体制の基本方針を示すものとします。
なお、今後の社会情勢の変化や災害等の影響を受けた場合は、将来ビジョンの内容を必要に応じて随時見直すものとします。
3 計画の構成
本編第1章 基本的事項
第2章 出水市及び医療センターを取り巻く環境
第3章 医療センターの位置づけ
第4章 医療センターの将来ビジョン
第5章 主要な診療機能の基本方針
第6章 診療科及び診療体制の方針
第7章 移転新築病院の病床数の方針
第8章 移転新築により快適で機能的な病院
第9章 移転新築場所について
第10章 新病院建設、嫌煙な経営・経営基盤の強化
第11章 用語集