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管理者あいさつ

 

事業管理者
鮫島 幸二


 令和8年度の当初にあたりご挨拶申し上げます。
 当院は良質な医療を提供し市民に信頼される病院を目指すという基本理念に沿って今年度も努力を続けて参ります。
 一昨年度、当出水総合医療センターは創設100周年を迎え、新たな気持ちで101年目となった昨年度ですが、医業収入はわずかに増加したものの、医療支出の増加は予想を遙かに超える規模で医業収支は増収減益となり、結果最終的に赤字となりました。  これまで病院全体で医業コストの削減に取り組んで参りましたが、物品費や委託費、人件費等の増加には及びませんでした。
 令和8年度は診療報酬の改訂で若干の医業収益の増加を期待していますが、2月末からはじまった中東での大きな紛争(戦争)の影響により原油高騰に伴う光熱費などのさらなるコストの増加が予想されます。引き続き厳しい病院運営にならざるを得ない状況でありますが、今年度は新院長のもと、副院長、事務部長とも新任となり、管理部門は新たな陣容でさらなる地域医療の充足と経営健全化に努めて参ります。
 また各診療部では鹿児島大学、熊本大学、福岡大学医局のご支援により診療医師の交代もありますが、引き続き新任の医師たちも交え当地域医療のために尽力して参ります。
 地域医療の課題は周囲の人口減少とそれに比例した受診患者数の減少です。これにより医業収益の大幅な増加は見込めないことに加え、先に述べたように医業コストはさらなる増加傾向が続くことが予想されますが、地域に必要な医療を提供できるようにしつつ、これまで十分できなかった健診、人間ドック等の予防医学にも力を注いで参りたいと考えています。
 多くの方々に支えられております。今年度もご支援ご鞭撻をよろしくお願い致します。

敬具


 

院長あいさつ


院長
藤田 浩

 出水総合医療センターのホームページにアクセスいただきまして、誠に有難うございます。
令和8年4月1日付けで院長を拝命しました、消化器内科の藤田です。
私は鹿児島市生まれ鹿児島市育ちで、鹿児島大学医学部卒業後、鹿児島大学第二内科(現鹿児島大学大学院消化器疾患・生活習慣病学分野)に入局し、鹿児島大学病院やその関連病院で修練を積みました。鹿児島大学病院在職中は主に消化管癌や炎症性腸疾患をテーマに診療・研究・教育に従事しておりました。平成28年4月当院に着任し、早いもので10年が経ちましたが、今回花田前院長の定年に伴い、経営の責任を担わせていただくことになりました。
 当院は大正14年3月に米ノ津町立米ノ津医院として設立され、令和7年3月で100周年を迎えました。この間幾多の困難に直面しましたが、職員の懸命な努力と市民の皆様のご支援ご協力により乗り越えてきました。令和6年度は外来患者数68,241名、入院患者数66,409名、救急外来受診者数5,317名、救急車応需件数1,791件に対応いたしました。昨今、医療機関を取り巻く環境は厳しさを増し、特に物価の高騰や人件費の上昇は病院経営を圧迫しています。当院も例外ではなく、令和6年度に続き、令和7年度も残念ながら赤字を計上する見込みです。しかしながら、超高齢化社会へと進展する中、市民の命と健康を守る出水市内唯一の急性期病院として、当院の役割は益々重要になっていくものと考えています。当院の基本理念にありますように「私たちは良質な医療を提供し、市民に信頼される病院を目指します。」を旨として、市民にとってなくてはならない医療機関として、より良い病院作りに尽力して参ります。


院長補佐あいさつ


院長補佐 (地域医療統括監・高尾野診療所所長 兼務)
花田 法久

 2020年4月に出水総合医療センター院長に就任、2026年3月で退任させていただくことになりました。鹿児島大学、熊本大学、福岡大学、医師会の先生方、出水郡医師会広域医療センター、国保水俣市立総合医療センター、行政関係、出水市民の方々、当院職員など多くの人に、多方面から支えていただきました。心から感謝申し上げます。
 いい思い出を一つ。COVID-19が流行し始めた頃、出張PCR検査を行っていました。誰もがextraの仕事に尻込みする頃でしたが、「検査対象者が300人、看護師、検査技師、事務全部で8人必要」とメールで流すと1分以内に「全員そろいました。さらに放射線技師も同行していいでしょうか?」という返事が来たときの一体感は忘れることができません。病院がステップアップしたのがはっきり認識できた瞬間でした。COVID-19ではクラスターを経験、鹿児島県中の病院に御世話になりました。当初から新興感染症に対し、逃げられないと覚悟を決め、外来・入院診療、ワクチン接種もみんなで乗り切った結果、コロナ補助金での実益、職員の意志統一に大きな成果を上げることができたと思っています。
 院長就任時、「困った人に寄り添う病院」をvisionとして打ち出しました。「困った人を助ける病院」からの変更でした。「確かに世の中には治せない病気が山のようにある。けれども癒やせない哀しみはない(エピクロスの処方箋・夏川草介著2025年)」という哲学と一致したvisionです。困った人とは具体的に、患者さん、患者さん家族、職員を対象と考えています。患者さんやその家族には多くの職員の努力で、距離を縮めることはできたと思っています。6年間、職員にも寄り添ったつもりでしたが、2025年度の職員満足度調査結果はそうではありませんでした。「病院がうまくいくには、結局スタッフの満足度を上げることだ、スタッフが生き生きしておれば、患者は自然と増えてくる、そういうものだ」という考えをもっていますが、2026年現在近づけていないことになります。コロナ流行時に一度近づいたOne Team に、今は遠ざかっている印象です。力及ばず、申し訳ありません。
 2026年4月からは藤田院長の下、職員が同じ方向を向いて、ステップアップしていくことを希望します。私も微力ながら、支えになればと思います。今後とも、出水総合医療センターを宜しくお願いします。


副院長あいさつ


副院長 (看護部長 兼務)
妙圓園 和代

 この度、4月1日付で副院長を拝命いたしました。当院において医師以外の職種から副院長が選任されるのは初めてのことであり、その使命の重さに身の引き締まる思いです。
 私は長年、看護の現場に身を置きながら、専門職としての看護師の地位向上を目標に掲げてまいりました。それは単なる処遇の改善を意味するものではありません。看護師が持つ「現場をマネジメントする力」や「多職種を繋ぐ力」を組織の意思決定に反映させることこそが、病院を再生させる大きな力になると確信しているからです。
 現在、当院は経営の厳しさに直面しております。しかし、地域医療の基幹病院として、私たちは立ち止まるわけにはいきません。看護部の基本理念である「思いやりと優しさをもって喜んでいただける看護をめざします」の姿勢を経営に融合させ、現場の智恵を効率的な運営に繋げてまいります。特に地域連携においては、患者様の「生活」を看る看護の感性を活かし、近隣の医療・介護施設との強固なネットワークを再構築することで、選ばれる病院としての価値を高めてまいります。
 医師とは異なる視点から組織の課題に向き合い、全職員が専門性を最大限に発揮できる環境を整えることで、この難局を乗り越える所存です。私自身の挑戦が、看護職の新たな可能性を切り拓き、ひいては地域の皆様に質の高い医療を還元することに繋がると信じて邁進いたします。新たな体制へのご理解とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。


薬剤部長あいさつ

写真準備中
事務部長
今川 武

このたび、4月1日付で事務部長を拝命いたしました。これまで14年間にわたり、総務部門の現場で病院運営に携わってまいりました。これからは事務部門の長として、身に余る大役ではございますが、100年の歴史ある当院の経営に携わる機会を頂き、身の引き締まる思いでおります。

現在、病院を取り巻く環境は、少子高齢化の進行、働き方改革、物価高騰等の経済状況の変化への対応など、年々複雑さを増しております。こうした状況の中で、事務部門に求められる役割は、従来の事務処理にとどまらず、病院経営の健全化、職員の働きやすい環境づくり、そして地域に信頼される医療体制の構築へと広がっています。

私は、事務部門が「縁の下の力持ち」として、医師・看護師をはじめとする多職種の職員が本来の業務に専念できるよう支えることが最も重要であると考えております。そのために、業務の効率化や部署の垣根を超えた情報共有の促進、患者に寄り添ったサービス向上に取り組み、病院が持つ力を最大限に引き出せるよう努めてまいります。
また、当院の基本理念である「私たちは良質な医療を提供し、市民に信頼される病院を目指します」にあるとおり、市民から選ばれ、信頼される病院であり続けるためには、現状に満足せず、日々の小さな改善の積み重ねが欠かせません。現場の声に耳を傾け、変化を恐れず柔軟かつ迅速に対応する姿勢を大切にしながら、事務部一丸となって課題解決に積極的に取り組んでまいります。

未熟な点も多々ございますが、地域の皆さまのお力添えをいただきながら、当院の発展に微力ながら尽力する所存です。今後ともご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。



薬剤部長あいさつ


薬剤部長
前山 瑞穂

 薬剤部よりご挨拶申し上げます。

 当院薬剤部の方針は、「地域医療を支える薬剤師を目指して」であり、これを念頭におきながら日々業務を担っております。
近年、医療の進歩に伴い薬物療法も高度化・多様化しております。薬剤部職員は調剤、医薬品管理、医薬品情報管理、抗がん剤調製、TDM、麻薬管理に加え、医師の処方支援や病棟業務、緩和ケア、褥瘡ケア、感染対策、NST、医療安全等のチーム医療を中心に、地域の患者さんに安心して薬物治療を受けていただくために頑張っております。
 薬剤部の最近の取組み、実績についてご紹介します。
地域の患者さんへの貢献でいいますと、令和7年度は市民向けの出前講座に2回出向き、「薬のあれこれ」の題名で講座を行っております。また、院内の腎臓病教室やがんサロンにも参加し、薬物療法に関する講演や患者さんとの交流を通して、参加された方々の知識向上や不安解消のお役に立てたと考えております。
令和7年度は職員にも恵まれ、4月に2名の新人薬剤師が入職し現在薬剤師10名で業務を担っております。病棟薬剤業務をはじめとする患者さんへの支援をこれまで以上に充実させることができています。
また、ハード面では錠剤分包機器、散薬分包機器、薬袋印字機などの機器の更新を行いました。更新前の機器は平成24年に購入し大切に使用しておりましたが、機器の耐用年数を超え故障も多くなっていたため念願の更新となりました。新しい機器は様々な安全対策が施されており、安全で確かな調剤業務をもって、患者さんのお役に立てると思っております。更に、冷所保存管理が必要な高額な医薬品の使用量及び購入費増加に伴う在庫管理が問題であるため、医薬品冷所管理システムの導入を検討しております。導入による医薬品管理の時間及び手間の減少に伴う業務改善、期限切れ廃棄数の減少を期待しております。

これからも地域医療を支える基幹病院の薬剤部門として、持てる力を最大限に発揮してまいります。
今後ともよろしくお願い申し上げます。



診療技術部長あいさつ


診療技術部長
溝下 育男

 新年度を迎えるにあたり、診療技術部を代表してご挨拶申し上げます。
平素より当部の業務に対し、院内外の皆様から格別のご理解とご協力を賜っておりますことに、心より御礼申し上げます。
私たち診療技術部は、「高度な専門知識と確かな技術をもって安全で質の高い医療を提供し、チーム医療の中核として地域医療に貢献する」という基本理念のもと、日々の業務に取り組んでおります。診療技術部には、臨床検査科、放射線技術科、リハビリテーション技術科、臨床工学科、栄養科など、多くの専門職が所属しており、それぞれの専門性を最大限に発揮しながら、診療を技術面から支える専門職集団として重要な役割を担っています。
 近年、医療の高度化や医療需要の変化が進む中で、医療技術職に求められる役割はますます広がっています。正確で質の高い医療技術の提供はもとより、医療安全の確保や多職種連携の推進など、私たちが担う責任は一層大きくなっています。
特に公立病院には、地域医療の中核として安定した医療提供体制を維持し、地域住民の皆様の健康と安心を支える重要な役割があります。その責務を果たすためには、各専門職が日々知識と技術の研鑽を重ねるとともに、部門を越えた連携をさらに深め、チーム医療の質を高めていくことが不可欠であると考えています。
診療技術部といたしましても、医療技術のさらなる向上に努めるとともに、教育・研修体制の充実、人材育成の推進、業務の効率化、そして医療安全体制の強化に継続して取り組んでまいります。また、医療環境の変化にも柔軟に対応しながら、地域医療を支える専門職集団としての責任を果たしていく所存です。
今後も基本理念を大切にしながら、地域の皆様に信頼される医療の実現に向けて、診療技術部一同、より一層努力してまいります。
引き続き、皆様のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。