概要
慢性腎臓病で腎臓の機能が低下し、腎臓で血液をろ過できなくなった患者さんに対して血液透析を行います。(1)透析器材の準備・穿刺・抜針・止血
血液透析には専用の機械が必要となるため、透析前に準備を行います。患者さんが来院したら体重や体調の状態をチェックします。血液透析用に造られた血管(「内シャント」と呼ばれる動脈と静脈をつないで静脈を太くした血管)に針を刺し、血液回路とつないで血液の浄化を行います。終了したら針を抜き、血を止めます。この一連の流れを看護師が行います。(2)透析中の看護
透析中は身体の状態に変動が起こりやすく、気分が悪くないか、血圧の低下はないかなどを注意深く観察して、異常の早期発見と対処を行っています。(3)管理と指導
人工透析を受けて行くには、体調の管理、食事・水分制限、内シャントの管理など日常生活において注意をしなければならないことがたくさんあります。状態に応じた適正な管理をするために、知識を提供し、制限を守る方法を指導します。管理が適切に行われているか適宜チェックします。ベッド数(患者監視装置数)25台(うちオンライン透析対応機械7台)
患者数35名前後 月・水・金のみ 午前と午後透析の2クール
近隣クリニックからの入院患者さんへの血液透析に対応します。
看護スタッフ6名、臨床工学技師1~2名の応援あり。(透析技術認定士の有資格者あり)
人工透析患者の下肢末梢動脈疾患重症化予防の取り組みを行っています。

患者さん個人に合わせた処方で透析が受けられるほか、時間外での緊急透析を受け入れが可能です。

ゴールデンウイーク、年末年始などの委託透析のご希望がある場合はご相談ください。
平日8:30~17:00 内線1205